
[開催概要]
日程|2025.9.20 [土] – 2025.9.21 [日]
会場|soco1010:東京都足立区千住橋戸町22-48
料金|1日券1000円(途中入退場自由)
[Time Table]
13:00-13:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 54
14:00-14:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 55
15:00-15:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 56
16:00-16:45 第一次及び第二次三カ年計画 REMIX VJ/Machine Live
17:00-17:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 54
18:00-18:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 55
19:00-19:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 56
20:00-20:45 第一次及び第二次三カ年計画 REMIX VJ/Machine Live
詳細:soco1010 HP
Artist statement
自然な映像について考えた。そもそも「自然」とは何か?Wikipediaに「Natureとは、その存在に固有の性質をあらわす」とある。では映像の固有の性質とは何か?映像は世界の極小コピーでありながら、作家の意図により場所・時間等変更可能な不確定要素が多く含まれる自由なメディアでもある。この性質ゆえプロパガンダに利用されやすい。しかしわたしは不確定要素を確定させるプロパガンダ映像を自然な映像と呼べない。では自然な映像とは何か?コンセプトをたてない、映像に加工をしない、音響を追加しない、そもそも編集を行なわない等、色々と考えられるが、何もしないこと=自然な映像となるだろうか?わたしは不確定要素を不確定要素としてそのまま提示する作品を自然な映像であると考える。それは作家の意図的改ざんを排したものであり、映像は自由でなければならない。昨今、プロパガンダ映像があふれ映像本来の不確定要素を敬遠する向きが多くみられるが、作家の意図説明に映像を使うなどわたしには到底出来ない。映像は自然に還るべきである。
上映作品(5作品44分34秒)
Part 302 水景Ⅳ / 9分06秒 / 2025

定点観測される映像、固定カメラで撮影した画像を編集。
視覚変化と音響を体感する作品。
Part 303 散光 / 7分17秒 / 2025

変化する表層の動きと時間の推移、固定カメラで撮影した映像を低速で再生。
変容する視覚変化を体感する作品。
Part 304 喪画Ⅲ / 8分06秒 / 2025

徐々に変化を繰り返す表層の動き、動画から静止画が溶解する過程を編集。
変容する視覚変化を体感する作品。
Part 305 視覗Ⅲ / 8分05秒 / 2025

停止した視野と時間の推移、固定カメラで撮影した映像によるドキュメンタリー。
表層と音響を体感する作品。
Part 306 変容 / 11分05秒 / 2025

変化する表層の動きと時間の推移、固定カメラで氷→水→湯へと変化する過程を撮影。
変容する視覚変化を体感する作品。
予告映像
Tatekawa Kiyoshiro film collection Archive
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