Works

Stills

檻 cage

 

境界を画く Draw the boundaries

 

Movies

「写真が写真に近づくとき」30分 写真新世紀2020年度 優秀賞(オノデラユキ 選)

審査評 選: オノデラユキ
この作品は、メディウムとしての写真、そのものに対する批評があって、そこがアート作品として成立しています。写真と動画の境界線を行き来し、彷徨いながら生まれてくる写真とは一体何であるのか?そういう命題も視野に入っている。距離をもって作り上げているという点で今後が期待できます。
僅かな変化、ほとんど動かないムービーは、目を留めさせるという粘着性があります。独特の奇妙さや不気味さが表れている奥の深い映像作品です。ただ一つ気になったのはタイトル。課題や自分のやりたいことをタイトルにしてしまったらNGなんです。抽象性が欲しかった。

「15minutes」15分 写真新世紀2019年度 佳作(安村崇選)

審査評 選: 安村崇

檻に向けられたカメラの超低速度のティルトダウンは、鈍い緊張感を伴った退屈を助長するだけではありません。風が吹いて木の葉が揺れ、フレームと戯れるように鳥が画面の内外を行き来し、なにかが飛行しているような音も響いています。いくつかの時間が重層的に重なることで、とりたてて何も起こらない光景を映像として立ち上がらせます。この映像は退屈の向こう側へと至るための通路なのかもしれません。

第一次三カ年計画 remix(抜粋) 3分

「第一次三カ年計画 remix 」 28 分 /2021 年 立川清志楼 動物園を撮影した映像に実験的要素を用いた編集を施した作品。 2020年 7 月から遂行中のプロジェクト「第一次三カ年計画 (2020 2023) 」から 7 映像作品をセレクト。 1 作品時間を 4 分に統一し再編集。

第一次三カ年計画 remix (MEM展示)3分

2021年2月「網膜反転侵犯」展での「第一次三カ年計画 remix]」 会場記録映像。

沈黙のための映像/Image for silence  Excerpt 002(デジタル・3分・2019年)