Second Three-Year Plan / 第二次三カ年計画(2024-2026) Tatekawa Kiyoshiro film collection 49

日程|2025.3.15 [土] – 2025.3.16 [日]
会場|soco1010:東京都足立区千住橋戸町22-48
料金|1日券1000円(途中入退場自由)
Time Table
13:00-13:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 48
14:00-14:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 49
15:00-15:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 50
16:00-16:45 第一次及び第二次三カ年計画 REMIX VJ/Machine Live
17:00-17:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 48
18:00-18:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 49
19:00-19:45 Tatekawa Kiyoshiro film collection 50
20:00-20:45 第一次及び第二次三カ年計画 REMIX VJ/Machine Live

Artist statement

【ゲシュタルト崩壊】=知覚における現象のひとつ。全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。(Wikipediaより)

まさにわたしの作品の目指すところである。映像の持続的注視により既存の意味を解体し再構築を行うこと、世界を全体としての抽象的概念でなく物質として唯物論的に捉えなおすこと。それは作家の精神を代弁するような象徴的作品ではなく、作家性を排除した、物質が物質として衝突するカオス的な作品を意味する。能動的で持続的注視は物質をさらに解体し、この再分化はより全体性を失わせる。そこには既存の意味を拡張した物質世界が拡がる。

作家がコンセプトに合わせ世界を歪曲・作品化しても世界は捉えられない。それは作家の傲慢でしかない。ではどうするか?わたしは映像による世界のゲシュタルト崩壊をうながす。

上映作品(6作品44分42秒)

Part 270 波画 / 7分36秒 / 2025

変化する表層の動き、固定カメラで撮影した映像を水面へ投影し映像と水面の波を融合させる。
視覚変化と音響を体感する作品。

Part 271 挿言Ⅶ / 8分13秒 / 2025

映像と言葉の拮抗、固定カメラで撮影した映像に言葉を引用する。
映像と言葉のリズムを体感する作品。

Part 272 被写 / 8分06秒 / 2025

停止した視野と時間の推移、固定カメラで撮影した映像によるドキュメンタリー。
表層と音響を体感する作品。

Part 273 変差Ⅺ / 7分36秒 / 2025

時間差で分割される表層、固定カメラで撮影した画像の時間をずらし線状レイヤーとして横に多重化する。
視覚変化と音響を体感する作品。

Part 274 後音Ⅱ / 7分06秒 / 2025

定点観測される映像と音、固定カメラで撮影された映像にラジオニュースを追加。
映像と言葉のリズムを体感する作品。

Part 275 円動 / 5分06秒 / 2025

変化する表層の動き、固定カメラで撮影した映像を逆再生する。
変容する視覚変化を体感する作品。

予告映像

Tatekawa Kiyoshiro film collection Archive

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