
Artist statement
編集について考えてみる。撮影した映像をそのままつないだだけの作品。これが面白い場合とそうでない場合がある。何が違うのか?カメラワークに重要な違いがある。上手いカメラワークの映像はずっと観てられるのだが、被写体に近づくためズームを多用したり手振れの激しいカメラワークは観ていて疲れる。上手いカメラワークは動きも被写体との距離も自然で疲れない。この状態があれば編集はどうなっても映像として成立する。下手なカメラワークに下手な編集が加わるとキツイ。本人の価値観を無理矢理押し付けられるようで息苦しい。では上手い編集とは?ズバリ編集を感じさせない編集である。流れが自然で疲れないのだ。落語がそうだが、名人の落語は眠くなるという。すなわちリズムが心地よいのだ。編集はリズムがもっとも重要である。これだけを肝に銘じれば簡単である。リズムのおかしなところを編集で変えて行けば良いだけだから。リズムに始まりリズムに終わる。自分のリズムを見つけること、それが作家の第一歩となる。
上映作品(6作品42分00秒)
Part 329 現画Ⅵ / 6分31秒 / 2025

徐々に変化する表層の動き、写真が分解する過程を逆再生させ動画と編集。
変容する視覚変化を体感する作品。
Part 330 仮現 / 6分06秒 / 2025

リズムに合わせたアニメーションの動き、音にシンクロさせたビデオシンセサイザーを即興で操作し編集。
音響と視覚変化を体感する作品。
Part 331 断動Ⅱ / 7分06秒 / 2025

分割した画面と表層の動き、固定カメラで撮影した画像を複数に分割し並列させる。
分割された映像の視覚変化を体感する作品。
Part 332 直視 / 4分06秒 / 2025

変化する表層の動き、垂直に固定したカメラで撮影した空と雲のドキュメンタリー。
変容する視覚変化を体感する作品。
Part 333 経景Ⅱ / 7分06秒 / 2025

停止した視野と時間の推移、固定カメラで撮影した映像によるドキュメンタリー。
表層と音響を体感する作品。
Part 334 変差XV / 10分09秒 / 2025

徐々に時間差で分割される表層、アクションカメラで撮影した画像の時間をずらしレイヤーとして多重化する。
視覚変化と音響を体感する作品。
Tatekawa Kiyoshiro film collection Archive
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