First three-year plan / 第一次三カ年計画(2020-2023) Tatekawa Kiyoshiro film collection 21

日時:2022年4月29日(金曜日)

①16:00上映 ②19:00 上映  *15分前開場

入場無料

会場:BUoY

   東京都足立区千住仲町49-11 [map]

アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷/JR常磐線/東武スカイツリーライン「北千住」駅出口1より徒歩6分、西口より徒歩8分

Artist statement

 初めて映画を観た人々は夢を現実に感じた。映画は夢と似ている。「アンダルシアの犬」(1929年)「午後の網目」(1943年)、まさに夢の映画。物語はなく唐突に終わり次のシークエンスが始まる。映像は流れ続ける。覚醒しながら夢を見る、映画により可能になった体験だ。
 チンパンジーに映画を見せる実験があった。チンパンジーは物語や言葉を理解しない。視線は画面内の動く箇所に反応するそうだ。画面の後ろを走る車、流れる水、主役も脇役も関係なく動くもの全て。私の映像もそのように見ていただけると嬉しい。

上映作品(6作品38分)

Part 111 固画 / 7分 / 2022

定点観測される映像、固定カメラで撮影した画像に音響を追加。
視覚情報と音響を体感する作品。

Part 112 遊動 / 5分 / 2022

変化するフレーミング、固定カメラで撮影した画像を重ね並べ変形させる。
視覚変化と音響を体感する作品。

Part 113 双動 / 5分 / 2022

分割した画面と音響の世界、3Dカメラで撮影した写真を分割し時間をずらし並列させる。
分割された映像の時間差を体感する作品。

Part 114 写揺 / 9分 / 2022

一定速度で移動するフレーム、1枚の写真を再フレーミングし重ね動画化する。
視覚情報と音響を体感する作品。

Part 115 時重 / 5分 / 2022

繰り返される画角の変化、固定カメラで撮影した画像を時間を変化させループ再生する。
視覚変化と音響変化を体感する作品。

Part 116 物色 / 7分 / 2022

変化を繰り返す表層の動き、固定カメラで撮影した画像に加工編集を行いアニメーション化。
変容する視覚変化を体感する作品。

予告映像

記録映像

Tatekawa Kiyoshiro film collection Archive

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