First three-year plan / 第一次三カ年計画(2020-2023) Tatekawa Kiyoshiro film collection 1

会場:Alt_Medium

   東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F

日時:2020年7月04日(土曜日)19:45分開場/20:00上映

Artist statement

作品の生産に次ぐ生産こそが作家生命の根源であり作品の生産停止は作家の消失を意味する。急速な映像機器・記録媒体のデジタル化により映像作品を大量に生産することが可能となった現在、作家は存在意義をかけ更なる作品増産に着手しなければならない。ここに継続的・安定的作品増産が図れるよう「第一次三カ年計画」を作成した。

「第一次三カ年計画」

1.月間5本の映像作品生産(年間60作品、3年間180作品)を目標とする。

2.作品時間は自由とし、全ての作品に実験的要素(構造・思考・方法)を取り入れること。

3.作品内容に関して過去の自己作品及び他作品に対する類似性は問題としない。

4.継続的に作品を生産・上映することを最優先とする。

5.安定的な生産体制の確保こそ最重要課題である。効率的な生産体系構築のため撮影及び編集方法を徹底的に合理化する。

この上映会より「第一次三カ年計画」を始動する。

2020年7月 立川清志楼

上映作品(5作品53分)

Part 001   情報 / 8分 / 2020

変化を繰り返す表層の動き、明暗を調整したレイヤーを重ねノイズを発生させる。
変容する視覚変化を体感する作品。

Part 002   画角 / 20分/2020

一定速度でゆっくりと移動するフレーム、固定カメラで撮影した画像をゆっくり縦移動させる。
視覚変化と被写体の質感を体感する作品。

Part 003   交線 / 5分 / 2020

絶え間なく揺れ動く被写体、動画をコマ単位に分解し再構成する。
視覚変化と音響変化を体感する作品

Part 004   表層 / 12分 / 2020

徐々に変化する表層の動き、固定カメラで撮影した画像に加工編集を行いレイヤーにより多重化。
変容する視覚変化を体感する作品。

Part 005   焦点 / 8分 / 2020

被写界深度の変化により揺れ動く被写体、固定カメラで撮影した画像をコマ単位に分解し再構成する。
焦点の動きと音響を体感する作品。

会場写真

記録映像

Tatekawa Kiyoshiro film collection Archive

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36